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住宅を購入する予定の方はいませんか?確定申告について解説します!
住宅を購入した後、いつ確定申告をする必要があるかご存知ですか。
今回は、住宅購入後の確定申告をするタイミングについて紹介します。
なぜ確定申告をする必要があるの?
そもそも、なぜ確定申告をする必要があるのでしょうか。
ここでは、家を購入した後に確定申告をする理由について紹介します。
住宅ローンで家を購入した方は、10年間税金が減税される住宅借入金等特別控除という制度を受けられます。
しかし、確定申告をしない場合、このような税金が戻ってくるチャンスを逃してしまいます。
せっかくの減税のチャンスをものにしない理由はありませんよね。
購入後は、忘れずに確定申告をしましょう。
住宅借入金等特別控除とは?
上記では、確定申告を行う理由を紹介しました。
では、住宅借入金等特別控除とはどのようなものでしょうか。
住宅借入金等特別控除とは、年末のローン残高に応じて所得税が戻ってくる制度のことです。
この制度の確定申告は、初年度のみです。
次年度以降は、年末調整で行います。
申告をした方は、その年の10月下旬以降に、税務署から証明書がまとめて9年分送付されてきます。
働いている会社の年末調整の際に、その証明書と住宅ローン残高を証明するものを提出することで、この制度を受けられます。
ここで、この制度の適用要件が新築住宅と中古住宅の場合で異なることをご存知でしょうか。
それぞれの大まかな条件としては、以下のことが挙げられます。
新築のケースでは、購入した日の6ヶ月以内に入居することや、1年間の所得金額が3,000万円以下であることなど、合計6つの条件があります。
中古の場合では、新築の時に挙げた要件に加えて、生計が一緒である親族から購入した家でないことや、贈与で手に入れた家でないことなどの合計5つの条件があり、トータルでは11の条件を満たしていれば控除が受けられます。
また控除額は、どの税金から引かれるかご存知でしょうか。
一般的には、その年の所得税から差し引かれますが、所得税から控除しきれない分の控除額は、次の年の住民税から差し引かれます。
その際の控除額の計算方法は、課税所得総額の7%で、限度額は136,500円とされています。
初年度に申告をすることを忘れないようにしましょう。
まとめ
今回は確定申告と住宅借入金等特別控除について紹介しました。
住宅の購入を検討する際に、この記事を参考にしていただけると幸いです。