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『住宅ローン減税』ってどんな仕組みなの?
住宅購入を考えている方であれば一度は聞いたことがあると思います。
しかしながら、ご相談者様に『住宅ローン減税』の仕組みはご存じですか?と質問しても正確に回答頂けた事はこれまで1度もありません。
<そこで今回はその仕組みを難しい話担当の私、矢次が簡単に解説したいと思います。>
そもそも住宅ローン減税とは国が景気回復を後押しするために定めた、住宅購入者に向けた減税制度です。
当然おうちを購入するならこの制度は使いたいですよね。そのためには次のような条件があります
■10年以上の住宅ローンの借入を予定する方 ■所得税、住民税を納めている方
■年間所得が3000万未満の方 ■住宅ローン金利が0.2%を超える方
■自分が住む為の家を建てた方 ■セカンドハウスや別荘を建てる目的ではない方
等々…
他にもいくつか条件はありますが、大抵の方は当てはまると思います。
さてここからは具体的な仕組みについて解説します。
住宅ローン減税とは
住宅ローンを借り始めた年から最大13年間、その年に支払った所得税・住民税が控除される仕組みとなります(毎年の年末のローン残高の1%を上限とします)。
ただし、最大13年の控除を受けるには2020年の12月末までに居住しなければならない制限があり、年間最大控除額も40万円(長期優良住宅・低炭素住宅は50万円)までと制限があります。
そして、現段階で公表されている今後の住宅ローン控除の計画については2021年までの控除に関する情報のみでそれ以降に関しての情報公開はされていません。
ようするに、2021年以降はこの制度はなくなってしまうかもしれないのです…。
最後に・・・
住宅ローン控除がいくらぐらい戻ってくるのか、頭金をどれくらい入れたらいいのかは借入金利、借入額、収入、返済期間等で大きく変わります。ぜひご相談いただき、最適な計画を一緒に考えてみませんか?