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ローンの借り換えとは?メリットがあるって本当?
「以前住宅ローンを組んだときよりも、金利が安くなっている」
このような状況の方はいらっしゃいませんか。
そんな方には住宅ローンの借り換えをご提案します。
今回の記事では、住宅ローン借り換えとそのメリットデメリットについて紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。
住宅ローン借り換えとは?
住宅ローンの借り換えとは、現在の残高分を借り入れし、従前の住宅ローンを完済する方法です。
その後は新しい金融機関の返済していくため、すべてローンがなくなるわけではありません。
しかし、住宅ローンの金利が安くなったり、繰り上げ返済の条件が良くなったりするなど、家計の返済負担を減らせる可能性があります。
それでは、いつその決断をすれば良いのでしょうか。
おそらく「今借りているローンの変動金利が上昇し始めたら、安定した固定金利変えよう」と思っている方が多いでしょう。
しかし、このタイミングを掴むのはかなり難しいと言われています。
その理由は、変動金利と固定金利の動き方が異なるためでしょう。
変動金利が上昇し始めたときには、固定金利はすでに上昇している可能性があります。
そのため、借り換えのよってメリットが生まれることが分かったら、早めに借り換えすることをおすすめします。
また、3年金利や5年金利といった固定期間を指定してローンを組んでいる方は、期間を終了してからローンを見直そうと考えていませんか。
その間に金利が大きく変動して、結局最適なタイミングを逃してしまうことがあります。
固定期間のある住宅ローンであっても、金利の動きや商品の傾向は常に把握しておきましょう。
住宅ローン借り換えのメリットとデメリット
その最大のメリットは、住宅ローンの返済額が減らせる点でしょう。
より金利の低い金融機関に借り入れができれば、住宅ローンの返済金額をグッと抑えられます。
さらに、長期固定金利への切り替えも可能です。
将来の金利上昇が不安な方は、固定金利への切り替えを検討してみると良いでしょう。
しかしその一方でデメリットもあります。
借り換えを行う際には、手数料などの諸費用がかかります。
具体的な金額は各金融機関によって異なりますが、借入額の数パーセント程度がかかることが多いでしょう。
その分まで含めて本当にお得なのか、慎重に判断する必要がありそうですね。
加えて、ローン借り換えにはさまざまな手続きが必要です。
書類審査の準備や契約手続き、口座の変更などをするのが一般的です。
このように、借り換えにかなりの手間がかかる点はデメリットと言えるでしょう。
まとめ
確かに借り換えは家計の負担を減らせるかもしれませんが、それには多くのお金と時間がかかりそうですね。
そのため住宅購入時点でしっかりした住宅ローンを組むことをおすすめします。