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地鎮祭ってなに?
皆さまこんにちは!
おうちの買い方相談室 山口下関店の神生です!
「地鎮祭」という言葉、皆さまも聞いたことがあると思います。
しかしいざ自分が土地を買って家を建てるとなると
何をするの?いつするの?何を準備するの?と
分からないことだらけかと思います!!
実際におうちの買い方相談室にも
「地鎮祭ってやった方がいいんですか?」という
質問が多く寄せられています!
今日はそんな「地鎮祭」について解説します(^^)
〇そもそも「地鎮祭」ってなに?
「地鎮祭(じちんさい)」とは、建物を建てる前に
その土地を守っている氏神様から土地を利用する許可を得ることで
建築工事中の安全などを祈願する儀式です。
地鎮祭は義務ではないので
必ず行わなければならないわけではありません!
今どきは地鎮祭を行わない方も増えています!
〇誰がやってくれるの?
家を建てる土地まで神主さんに来ていただき神式で行うのが一般的です。
宗教上の理由でお寺に依頼したり
キリスト教式で「起工式」を行う方もいます。
ハウスメーカーによっては神主さんの手配や準備を
してくれるところもあるのでよく相談して準備を進めましょう!
〇いつやるのがいいの?
六曜の吉日である大安、友引、先勝の午前中がよいとされています。
一方、仏滅、先負、赤口や三隣亡は避けた方がよいとされています。
ただ、工事の日程や関係者の都合によっては
必ずしも吉日に行えるとは限りません。
中国の占いに用いられた六曜は本来地鎮祭とは関係がないため
六曜にこだわりすぎず関係者と円滑に日程調整をしましょう!
〇準備するものは?
儀式で使う笹竹や白木の鍬、砂はハウスメーカーや
神主さんが用意してくれる場合もあるので
施主さんですべてのものを準備する必要はありません。
お供え物と初穂料(玉串料)を準備しましょう。
お供え物は米や奉献酒(一升瓶2本の清酒が一般的。包装紙で包み
のし紙の上部には「奉献」または「奉献酒」)
塩、海の幸3種、野菜3種以上、果物3種など。
その神社ならではのお供え物が必要なケースもあります。
だいたい5,000円~10,000円程度に収まることが多いでしょう。
近年はハウスメーカーや神主さんがお供え物を用意し
施主さんは初穂料のみというケースも増えています!
〇かかる費用は?
一般的な一軒家の場合、初穂料の相場は3~5万円程です。
奇数のキリのいい数字にすると良いと言われています。
祭壇の設置などさまざまな資材のレンタル料や設営代が
必要な場合はプラス3~5万円程です。
お供え物は先述のとおり5,000円~10,000円程なので
合計6~11万円程はみておきましょう。
資材レンタル代や設営代、お供え物の代金は
建築費用の諸費用に含まれている場合もあります。
重複して出費しないように事前にしっかり確認しましょう!
〇どんな服装で行けばいいの?
スーツ(学生さんは制服)を着れば間違いないです。
個人宅の地鎮祭の場合は普段着で出席する人も増えています。
儀式を執り行ってくれる神主さんはもちろん正装なので
清潔感のある服装を選び極端に派手な物や露出が多い服装は避けましょう。
いかがでしょうか?
地鎮祭をするかどうかや事前準備などは
ハウスメーカーに相談してみるのが一番安心ですね(^^)