住宅ローンをご検討中の皆さん！年収と住宅ローンの借入額について解説します！

「住宅ローンの借り入れを検討しているけど、どれくらい借りれば良いかわからない。」
このようにお悩みの方はいらっしゃいませんか。
今回は、年収と住宅ローンの借入額についてご紹介します。

買える住宅金額の計算方法とは

住宅の購入予算は、住宅を選ぶ上で最も重要な条件の1つです。
資金計画や家選びをする前にどれくらいの金額なら購入できそうであるか知っておくことは大切です。

それでは、買える住宅金額の計算方法を見ていきましょう。

買える金額は、頭金と住宅ローン借入額、諸費用を足した金額になります。
頭金とは、物件価格のうち、購入時に現金で支払う分のことです。
頭金を支払う場合は、生活予備金や直近のライフイベントを考慮して余裕のある資金を確保した上で、支払うようにしましょう。

住宅ローンとは、住宅を取得する際に金融機関から借りるお金のことです。
もちろんポンとお金を出せればいいのですが、なかなか数千万もする住宅の費用を手持ちの資金で支払うのは、難しいですよね。
しかし、そのように全額を契約時に支払いができなくても、家を購入できるのが住宅ローンです。

借りる人や物件によって借り入れられる金額に制限があることや生活が圧迫される可能性があることには注意しましょう。

次に、資金計画時に忘れがちな諸費用です。
実は、住宅を購入する際に、住宅ローン費用や登記費用、不動産取得税、固定資産税精算金などの費用がかかる場合があります。
住宅金額と比べると安い費用かもしれませんが、契約時に資金が十分になくて困ることがあります。

このように、諸費用もかかることを忘れずに覚えておきましょう。

年収別の住宅ローン借入額をご紹介

実は、年収によって借りられる金額（借入可能額）が異なってきます。
その場合の月額返済額と無理なく返せる額を参考としていくつかご紹介します。

年収300万円の場合、借入可能額が2571万円であり、月返済額は7.5万円です。
無理なく返せる借入金額は1714万円で月5万円の返済でしょう。
無理なく返せる1500万円から1800万円で物件を探すと、地域がかなり限られることもあります。
共働きや頭金をコツコツと貯金するといった方法で予算を貯蓄する必要があるかもしれません。

年収400万円の場合、借入可能額が3999万円であり、月返済額は11.7万円です。
無理なく返せる借入金額は2285万円で月6.7万円の返済です。

年収500万円の場合、借入可能額が4999万円であり、月返済額は14.6万円です。
無理なく返せる借入金額は2856万円で月8.4万円の返済でしょう。
借入可能額が4000万円から5000万円だと、かなり住まいの選択肢が広がりますが、返済額を大きくなるため注意が必要です。

借りられる額は返せる額という意味ではありませんので、長期的な返済に余裕があるくらいの金額にしておきましょう。

まとめ

今回は、年収と住宅ローンの借入額についてご紹介しました。
年収に応じて住宅ローンの借入可能額は、アップしますが無理しない程度のお金を借りることをおすすめします。