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建物構造ってなに?~木造の工法編~
皆さまこんにちは!
おうちの買い方相談室 山口下関店の神生です☆
前回は「木造」のメリットデメリットについてお話しました!
今回は木造の代表的な工法のご紹介です!
「工法」とは
建物を支える骨組みをつくる方法のこと。
木造の代表的な工法は
「木造軸組工法」と「木造壁工法」の2種類があります!
「木造軸組工法」
木造軸組工法は日本古来の工法です。
柱と梁で補強しながら骨組みを築く建築手法で
在来工法とも呼ばれています。
「木造壁工法」
いわゆる「ツーバイフォー」です
2インチ×4インチの木材でつくったパネルで組み立てていく建築手法で
北米から伝わりました。
高度な専門技術がなくても短い工期で組み立てられます。
さらに省令準耐火構造になる可能性が高く、火災保険料も安くなるんです!!
最近は2インチ×6インチの木材で作ったパネルで組み立てる
「2×6(ツーバイシックス)」なんてものもでてきています!
ツーバイシックスはツーバイフォーに比べてコストは高いですが
壁に1.5倍の厚みが出るためさらに断熱性能がアップします!
以前は耐震性・防火性が高いのはツーバイフォー!と
言われていましたが
最近はツーバイフォーの良さを取り入れた軸組工法がでてきたりして
それぞれの差はなくなってきています。
一方、間取りの自由度や開口部の大きさは軸組工法が優れています。
ツーバイフォーはパネルの大きさが決まっているため
それぞれの部屋の大きさや開口部の大きさなど
調節がしづらい可能性が・・・
さらに将来大規模なリフォームを検討されている方は
軸組工法がおすすめです。
構造上問題のない柱や壁を取り除いて柔軟に対応できます。
ツーバイフォーは面で支えているため
臨機応変にリフォームが行えない可能性があります。
しかし、高度な職人の技術を必要としないツーバイフォーは
工期が短く職人さんの人件費が削減できるため
建築費用のカットが期待できます!
品質が安定しやすいのも魅力の1つですね!
求める住宅の条件によって最適な工法は異なります。
それぞれのメリットやデメリットを理解し
ご家庭に合ったものを選びましょう!
次回は「鉄骨造」についてお話します!
お楽しみに☆