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建物構造ってなに?~鉄骨造の種類と工法編~
皆さまこんにちは!
おうちの買い方相談室 山口下関店の神生です☆
前回までは「木造」のお話でしたが
今回からは「鉄骨造」のお話です!
「鉄骨造」とは
柱や梁などの骨組みに鉄骨を用いた建物です。
マンションやアパート、ビルなどの比較的大きな建物に
用いられることが多かったですが
最近では一戸建てにも鉄骨造のものが多数あります!
使用する鋼材の厚みによって
「軽量鉄骨造」と「重量鉄骨造」に分かれていて
それぞれにいくつか工法が存在します。
「軽量鉄骨造」
厚みが6㎜未満の鉄骨を用いて建てるものです。
鉄骨造の一戸建てはほとんどが軽量鉄骨軸組工法です!
さらに近年人気が上がって増加傾向にあります!
主な工法は「軽量鉄骨軸組工法」です。
以前ご紹介した「木造軸組工法」の鉄骨版ですね。
軽量鉄骨で骨組みをつくり、対角線をつなぐブレースで補強し
ボルトで連結して組み立てていく工法です。
工期が短く、職人さんの人件費削減ができるので
コストが抑えやすいです。
薄い鉄骨を使用しているので耐火性は劣ります。
「重量鉄骨造」
厚みが6㎜以上の鉄骨を用いて建てるものです。
頑丈で柱が少なく、3階建以上の建物に適しています。
主な工法は「重量鉄骨ラーメン工法」
ここでいうラーメンとはドイツ語で額縁を意味します。
柱と梁を溶接して連結し、額縁のような枠で組み立てていきます。
大型マンションやビルなど、大規模施設で採用されることが多いです。
各部材が高級なため、コストは高くなりやすいです。
軽量鉄骨、重量鉄骨と2種類の鉄骨があるんですね!
一般の戸建てであれば基本的に軽量鉄骨造になるので
重量鉄骨のことはあまり気にしなくていいと思います。
次回は鉄骨造りのメリットデメリットや
鉄骨造が向いている人についてお話します!
お楽しみに~☆